- インプラントとは
- まつむら歯科で行うインプラント治療の特徴
- インプラントのメリット・デメリット
- 治療前に知っておきたいインプラントのリスク
- インプラントで後悔しないために -当院で行う治療方針
- インプラント症例
- インプラント治療の費用
- インプラントQ&A
インプラントとは
インプラントとは、虫歯、歯周病、あるいは事故などで歯を失ったときに行われる治療です。
そのほか、歯を失ったときの治療としては、入れ歯、ブリッジなどがあります。やや珍しいものでいえば、歯牙移植(親知らずなどの不用歯の移植)があります。
インプラントはその中でも、審美性・機能性を高いレベルで実現する治療法と言えます。
まつむら歯科で行うインプラント治療の特徴
抜歯即時でインプラント入れられる!前歯の治療も即日OK
もう回復が見込めない天然歯がある場合、その歯を抜くと同時にインプラントを埋入する「抜歯即時埋入インプラント」という方法が可能になります。
顎の骨の量が十分であることなど、いくつか条件がありますが、当院では院内に歯科用CTを設置していますので、速やかに検査・診断ができます。
通常1年かかる治療が最短3ヶ月で終わる
抜歯即時インプラントを行うなどして、一般的に1年を要するケースであっても、当院では3~5ヵ月程度で治療を終えられることが多いです。
もちろん、リスクを冒して無理に治療期間を短縮するということはありませんので、きちんと検査をして診断と治療計画を立てた上で患者様にご説明します。
安心の10年保証
この保証は、患者さまに対するインプラント治療の長期品質保証であり、所定の再治療事由により、保証期間内に保証部位※1 が脱落または破折した場合、無償で再治療を行います。
もし当院に通えなくなっても、同じGuideDent社の認定歯科医療機関で同じ保証を受けることができます。
※1 保証部位とは、この保証の対象となる埋入されたインプラント体(チタン素材の人工歯根)およびその上部構造(人工の歯)のことで、保証書の埋入部位に記載されたものをいいます。
静脈内鎮静に対応
当院では「静脈内鎮静法(じょうみやくないちんせいほう)」に対応しています。手術が必要な治療に対しては、ひときわ恐怖心が強くなってしまいます。そのような方への麻酔の方法のひとつで、治療を始める前にリラックスできるお薬を点滴で入れる方法です。歯科麻酔専門医が鎮静を行います。
ソケットリフト・サイナスリフト(骨再生)に対応
骨が少なくても即時で治療が可能
顎の骨の量が不足している場合にも、ソケットリフト、サイナスリフトといった術式によって、顎の骨の回復を図ることができます。
他クリニックで骨の量の問題でインプラントができないと言われた方も、一度当院にご相談ください。
インプラントのトラブルを抱える方-リカバリー(再治療)に対応
当院ではおられませんが、他院でインプラント治療を受けたものの、痛み・腫れが続く、噛み合わせが合っていないといったトラブルを抱えている方は少なくないようです。
当院では、そういった症例のリカバリー(再治療)にも対応しております。これまで数多くのリカバリーを経験してきた院長が担当しますので、安心してご相談ください。
インプラント歯周炎の治療も可能
インプラントの最大の敵とも言えるのが、インプラント周辺で炎症を起こす「インプラント周囲炎」です。歯周病と似たような現象であり、症状がほとんどないまま進行します。万が一インプラント周囲炎になってしまった場合にも、速やかに治療を開始し、少しでもインプラントを長く使用できるよう、お口の健康を維持できるよう努めます。
他の歯科医院でのインプラントの埋入後にインプラント周囲炎になってしまった方、インプラント周囲炎かもしれないと不安な方も、一度当院にご相談ください。
インプラントのメリット・デメリット
メリット
自分の歯のようにしっかり噛める
インプラントは、顎の骨に埋め込み、そこにセラミックの被せ物を取り付ける治療です。天然歯と同じように顎の骨を土台として安定を得るため、強く噛むことができます。
口元の審美性に優れる
透明感・色調に長けたセラミックの歯が、自然で美しい口元を再現します。歯茎との境目も、きれいに仕上がります。
保険の部分入れ歯のように、金属が見えるということもありません。
残った歯に悪影響を与えない
部分入れ歯、ブリッジとは異なり、インプラントは顎の骨に支えられています。そのため、残った歯に余計な負担をかけることなく、それらの歯の健康にも影響しません。お口全体の健康が保たれる治療法です。
顎の骨の吸収を防げる
顎の骨は、天然歯やインプラントがないと吸収されて(溶けて)しまいます。顎の骨の吸収は、顎・頬のハリが失われるなど、顔貌への悪影響が懸念されます。
こころの健康にもつながる
きれいな口元が取り戻せること、好きなものを食べられることなどから、こころの健康への好影響が期待できます。
自分の歯のように磨ける・磨きやすい
入れ歯のように取り外して洗浄する必要がなく、天然歯と同じように磨くことができます。
また、ブリッジのような、人工歯と歯茎のあいだに隙間が生じないため、磨きやすくなっています。
長く使用できる
適切に管理をすれば、10年以上快適に使用できると言われています。
20年以上同じインプラントを使用されている方もおられます。
デメリット
費用が高額
自費診療扱いとなり、費用は高額になります。
単純に金額を比べると入れ歯・ブリッジとの差はかなりのものですが、使用できる年数などを考慮して、歯科医と相談することが大切です。
手術が必要
インプラントは、その埋入のための手術が必要になります。
もちろん局所麻酔をかけた上での手術ですが、どうしてもこわい・抵抗があるという場合には、おすすめできません。
治療期間が長い
インプラントは一般的には、下顎で約6ヵ月、上顎で約12ヵ月の治療期間が必要です。当院で行うインプラントは、平均して3ヶ月で治療が終了します。
※顎の骨とインプラントの結合を待つ期間が長いため、通院回数は4~6回程度です。
治療前に知っておきたいインプラントのリスク
骨の量の不足のリスク
歯周病などで顎の骨の量が不足している場合、そのまま埋入したインプラントは、長期の使用が難しくなります。場合によっては、短期間で脱落してしまうことがあります。
治療前には、歯科用CTで骨の量を正確に把握しておくことが大切です。当院では、顎の骨の量が不足している場合に、その回復を促すソケットリフト・サイナスリフトを行うことができます。
骨粗鬆症がある場合のリスク
骨粗鬆症がある場合、薬の種類によっては外科手術を起因として顎骨壊死を起こす可能性があります。
程度によってはインプラントが可能ではありますが、特に重度の骨粗鬆症の方には、適さないこともあります。
治療後のインプラント周囲炎のリスク
インプラントの周辺で炎症を起こすインプラント周囲炎は、インプラント脱落の大きな原因となります。
歯科医の指示通りのメインテナンスに通うこと、そこで受けた指導をセルフケアで実践することで、インプラント周囲炎を予防することが大切です。
金属アレルギーのリスク
インプラントに使用されるチタンは、金属アレルギーを起こしにくい金属ですが、可能性がまったくないというわけではありません。
ご不安な方は、治療前のチタンアレルギーの検査をご案内します。
糖尿病がある場合のリスク
糖尿病の方は、手術で生じる傷口が治りにくいため、インプラントをおすすめできないことがあります。
インプラント治療をご希望の場合には、かかりつけ医の先生と連携し、並行して血糖コントロールを行っていきます。
インプラントで後悔しないために
-当院で行う治療方針
インプラント治療において、当院は以下4つの治療方針を掲げています。
十分なカウンセリングの実施
インプラントの一般的なメリット・デメリットはもちろん、患者様の口腔・身体の状態を考えた、お一人お一人のメリット・デメリットをご説明します。
患者様のご質問には、すべて丁寧にお答えし、十分にご納得いただいてから治療へと進みます。同意書を作成して説明を行っています。
今ある歯を長持ちさせるために、無理に歯を抜いたりせずに最善の方法をお伝えします。
適切な検査の実施
歯科用CTで顎の骨の形態やおおよその硬さ、上顎洞の炎症の程度、血管や神経の位置を把握するなど、安全性の高いインプラント治療のために必要な検査を実施します。
治療前から治療後まで患者様の安心を確保する
手術を伴うインプラント治療は、多くの方にとって、期待がある一方で不安も生じる治療です。 治療前から治療期間中、治療後のメインテナンス期間も、丁寧な説明と対応に努め、患者様の安心を確保します。
インプラント症例
【症例1】
治療名 | インプラント治療 |
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治療説明 | 一番奥の歯が折れていたため抜歯をしてそのまま骨造成とインプラントの埋入を行いました。 同じ日に仮歯にして、3ヶ月後に最終的な型取りをしています。 殆ど痛みと腫れもなく、治療中もある程度咬める状態で過ごしていただくことができました。 |
治療回数・期間 | 4ヶ月 |
副作用・リスク | 手術中に神経や血管を傷つける可能性があります。痛み腫れ、出血があります。インプラントの初期固定が取れないと治療が長引いたりすぐに仮歯を入れることができない場合もあります。 |
料金 | 787,600円(税込) |
【症例2:抜歯即時インプラント】
治療名 | インプラント治療 |
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治療説明 | 抜歯即時インプラント治療 |
治療回数・期間 | 3ヶ月 |
副作用・リスク | 手術中に神経や血管を傷つける可能性があります。痛み腫れ、出血があります。インプラントの初期固定が取れないと治療が長引いたりすぐに仮歯を入れることができない場合もあります。 |
料金 | 440,000円~(税込) |
【症例3】
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レントゲン写真
治療名 | インプラント治療 |
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治療説明 | インプラント治療 |
治療回数・期間 | 3ヶ月 |
副作用・リスク | 手術中に神経や血管を傷つける可能性があります。痛み腫れ、出血があります。インプラントの初期固定が取れないと治療が長引いたりすぐに仮歯を入れることができない場合もあります。 |
料金 | 495,000円 |
インプラント治療の費用
埋入、上部接続、被せで418,000円(税込)から治療が受けられます。
※費用は全て税込です。
埋入 | ¥165,000 |
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上部接続(アバットメント+仮歯) | ¥110,000 |
被せ物 | ¥165,000 |
静脈内鎮静 | ¥88,000 |
サイナスリフト | ¥110,000 |
GBR法 | ¥55,000~¥110,000 |
インプラント体の保証 | 10年間 |
インプラントQ&A
インプラント手術が失敗した時ってどのようなリスクがありますか?
インプラント周囲炎と言ってインプラントが炎症を起こしてしまったり、力が掛かりすぎて折れてしまうことがあります。
インプラント手術の後はタバコやお酒は控えた方が良いですか?
どちらもインプラント周囲炎を悪化させる要因になるので控えた方が良いです。
インプラント手術後、歯茎から膿が出ています。これってそのままで大丈夫なのでしょうか?
膿が出ている場合は、インプラントを再手術するのが一番近道ではありますが、難しい場合は洗浄して様子みることもあります。
インプラント治療について、教えてください。歯医者さんによって意見が異なるので、悩み中です。
インプラント治療は、骨の中にチタンを埋め込む治療ですが、その骨の量が少ない場合などは、一般的に難症例となることが多いです。先生によって、知識も技術も違うので意見が異なります。ちゃんとインプラントを行えば、10年で97%はずっと噛めるという素晴らしい治療になります。入れ歯と違って硬いものも噛むことができます。今のお口の中の状態によっても、どういう治療がいいのかが異なってきますので、よかったらまたご相談ください。